(PHP 7 >= 7.1.0, PHP 8)
session_gc — セッションデータのガベージコレクションを実行する
デフォルトで PHP は、 session.gc_probability の設定をを使用して、 各リクエストごとに確率的にセッションガベージコレクタを実行します。 この方法には以下に示すいくつかの制限があります:
本番環境のシステムでは、
確率ベースのガベージコレクションを
session.gc_probability
の値を 0 にすることで無効にし、
定期的にガベージコレクタを明示的に実行させることをおすすめします。
たとえば UNIX 系のシステムでは session_gc()
をコールするスクリプトを "cron" で実行する方法が挙げられます。
注意: コマンドライン経由で実行する PHP スクリプトから session_gc() を呼び出す場合、 session.save_path については、 Web からのリクエスト時のものと同じ値を設定し、 PHP スクリプトはセッションファイルに対するアクセス権と削除権限が必須です。 権限については、スクリプトを実行するユーザー、 および systemd の
PrivateTmp=オプションなどの コンテナやサンドボックス機能の影響を受ける可能性があります。
この関数にはパラメータはありません。
session_gc() は、
成功時には削除されたセッションデータの数を返します。
失敗した場合に false を返します
注意: 古いセーブハンドラは、 削除されたセッションデータの数を返さず、成功/失敗フラグのみを返します。 この場合、実際に削除されたデータにかかわらず、 削除されたセッションデータの数は
1になります。
例1 cron のようなタスクマネージャでの session_gc() の例
<?php
// 注 : このスクリプトは、Web サーバープロセスと同じユーザーで実行される必要があります。
// セッションデータストレージアクセスを初期化するには、アクティブセッションが必要です。
session_start();
// 直ちに GC を実行します
session_gc();
// session_start() によって作成されたセッション ID をクリーンアップします
session_destroy();
?>例2 ユーザーがアクセス可能なスクリプトでの session_gc() の例
<?php
// 注 : session_gc() は、タスクマネージャスクリプトで使用することをお勧めしますが、次のように使用できます。
// 最後の GC 時間チェックに使用
$gc_time = '/tmp/php_session_last_gc';
$gc_period = 1800;
session_start();
// GC 期限が経過したときにのみ GC を実行します。
// つまり、リクエストのたびに session_gc() をコールすることはリソースの無駄です。
if (file_exists($gc_time)) {
if (filemtime($gc_time) < time() - $gc_period) {
session_gc();
touch($gc_time);
}
} else {
touch($gc_time);
}
?>