PHP Conference Nagoya 2025

変更された関数

PHP コア

  • getopt() に、オプションの第三引数が追加されました。 これは参照渡しの引数で、処理対象の引数リストの次の要素のインデックスが格納されます。
  • getenv() の引数が必須ではなくなりました。 省略した場合は、現在の環境変数の内容を連想配列で返します。
  • get_headers() に新たなパラメータが追加されました。 カスタムストリームコンテキストを渡すことができます。
  • output_reset_rewrite_vars() は、セッションURLリライト変数をリセットしなくなりました。
  • parse_url() がより厳格になり、RFC3986 をサポートするようになりました。
  • unpack() にオプションの第三引数が追加されました。 アンパックの開始位置を指定することができます。

ファイルシステム

  • file_get_contents() 関数は、ストリームがシーク可能な場合、 負のシークオフセットを受け入れるようになりました。
  • tempnam() がシステムの temp ディレクトリを返す場合に、notice を発行するようになりました。

JSON

マルチバイト文字列

  • mb_ereg() が無効なバイト列を拒否するようになりました。
  • mb_ereg_replace() が無効なバイト列を拒否するようになりました。

PDO

  • PostgreSQL 用の PDO::lastInsertId() は、 現在のセッション (postgres コネクション) で nextval がまだ呼ばれていない場合にエラーが発生するようになりました。

PostgreSQL

Session

  • session_start() 関数は、 セッションを開始できなかった場合、false を返し、 $_SESSION を初期化することはなくなりました。
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