PHP Conference Nagoya 2025

キー/証明書パラメータ

OpenSSL 関数のうち、キーまたは証明書パラメータを必要とするものはごく一部です。 以下の方法を使用してそれらを取得できます。

  • 証明書

    1. openssl_x509_read() から返された OpenSSLCertificate クラスのインスタンス。 (PHP 8.0.0 より前のバージョンでは、OpenSSL X.509 型のリソース)
    2. file://path/to/cert.pem 形式の文字列。 このファイルは、PEM エンコードされた証明書である必要があります。
    3. PEM エンコードされた証明書の内容を含む文字列。 -----BEGIN CERTIFICATE----- から始まります。

  • 証明書の署名リクエスト (Certificate Signing Requests (CSRs))

    1. openssl_csr_new() 関数が返した OpenSSLCertificateSigningRequest クラスのインスタンス。 (PHP 8.0.0 より前のバージョンでは、 OpenSSL X.509 CSR 型のリソース)
    2. file://path/to/csr.pem 形式の文字列。 このファイルは、PEM エンコードされた証明書 (CSR) である必要があります。
    3. CSR, PEM エンコードされた証明書の内容を含む文字列。 -----BEGIN CERTIFICATE REQUEST----- から始まります。

  • 公開鍵/秘密鍵

    1. openssl_get_publickey() あるいは openssl_get_privatekey() から返された OpenSSLAsymmetricKey クラスのインスタンス。 (PHP 8.0.0 より前のバージョンでは、 OpenSSL key 型のリソース)
    2. 公開鍵のみ: OpenSSLCertificate クラスのインスタンス。 (PHP 8.0.0 より前のバージョンでは、 OpenSSL X.509 型のリソース)
    3. file://path/to/file.pem 形式の文字列。- このファイルは、PEM エンコードされた証明書/秘密鍵である 必要があります(両方を含むことも可能です)。
    4. PEM エンコードされた証明書/キーの内容を含む文字列。 -----BEGIN PUBLIC KEY----- から始まります。
    5. 秘密鍵については array($key, $passphrase) という構文を使用することも可能です。 ただし、$key は file:// または上記のテキスト表現形式を使用して指定したキー、 $passphrase はその秘密鍵に関するパスワードを有する文字列を表します。

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