PHP 8.4.1 Released!

出力リライトの使用法

PHP 7.1.0 以降は、output_add_rewrite_var()output_reset_rewrite_vars() は専用の出力バッファを用いるようになります。透過的セッションID の出力バッファは用いません。

例1 出力リライトの例

<?php
// このコードは PHP 7.1.0, 7.0.10, 5.6.25 以降で動作します

// HTTP_HOST はデフォルトのターゲットホストです。適切に書き換えてください
$_SERVER['HTTP_HOST'] = 'php.net';

// 出力リライトはフォームだけを書き換えます。a=href を追加します。
// タグは tag_name=url_attr 形式で指定します。たとえば img=src,iframe=src のようになります。
// 各設定の間にスペースを含めることはできません。
// form タグは特別なタグで、hidden を追加します。
ini_set('url_rewriter.tags','a=href,form=');
var_dump(ini_get('url_rewriter.tags'));

// これが URL と form に追加されます
output_add_rewrite_var('test', 'value');
?>
<a href="//php.net/index.php?bug=1234">bug1234</a>
<form action="https://php.net/?bug=1234&edit=1" method="post">
<input type="text" name="title" />
</form>

上の例の出力は以下となります。

<a href="//php.net/?bug=1234&test=value">bug1234</a>
<form action="https://php.net/?bug=1234&edit=1" method="post"><input type="hidden" name="test" value="value" />
 <input type="text" name="title" />
</form>

PHP 7.1.0 以降、出力リライトにはそれ専用の INI 項目が用意されるようになりました。 url_rewriter.tagsurl_rewriter.hosts です。

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