PHP 8.4.2 Released!

定義済み定数

以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。

stream_socket_client()flags で指定できる定数
STREAM_CLIENT_ASYNC_CONNECT (int)
非同期的にソケットを開きます。このオプションは、 STREAM_CLIENT_CONNECT フラグとともに使用する 必要があります。
STREAM_CLIENT_CONNECT (int)
クライアントソケット接続を開きます。クライアントソケットは 常にこのフラグを含んでいる必要があります。
STREAM_CLIENT_PERSISTENT (int)
クライアントソケットが、セッションをまたいでも保持されるよう
stream_socket_server()flags で指定できる定数
STREAM_SERVER_BIND (int)
ストリームが特定のターゲットに関連付けられることを示します。 サーバーソケットには常にこのフラグが与えられているはずです。
STREAM_SERVER_LISTEN (int)
STREAM_SERVER_BIND によってターゲットに 関連付けられたストリームに、ソケットに対して接続待ちを開始するよう 指示します。 接続指向の転送(TCP のような)はこのフラグを使用する必要があります。 それ以外の場合はサーバーソケットが有効になりません。 このフラグを非接続指向の転送(UDP のような)に使用するとエラーになります。
stream_socket_shutdown()mode で指定できる定数
STREAM_SHUT_RD (int)
それ以降の受信を無効にします。
STREAM_SHUT_WR (int)
それ以降の送信を無効にします。
STREAM_SHUT_RDWR (int)
それ以降の送受信を無効にします。
ストリームソケットの送信フラグ

stream_socket_recvfrom()stream_socket_sendto()flags に指定するために使われる定数です。 のfunctions.

STREAM_OOB (int)
OOB (out-of-band) データを処理します
STREAM_PEEK (int)
ソケットからデータを取得しますが、 バッファを消費しません。 後に fread()stream_socket_recvfrom() をコールしても同じデータが見えます。

注意: stream_socket_sendto() では無効なフラグです。

ストリームフィルタの定数

stream_filter_append()stream_filter_prepend() で使われる定数です。

STREAM_FILTER_READ (int)
指定されたフィルタが 読み込みのときのみ 適用されることを示します。
STREAM_FILTER_WRITE (int)
指定されたフィルタが 書き込みのときのみ 適用されることを示します。
STREAM_FILTER_ALL (int)
この定数は右の値と等価です: STREAM_FILTER_READ | STREAM_FILTER_WRITE
ストリームの暗号化メソッド
STREAM_CRYPTO_METHOD_ANY_CLIENT (int)
あらゆる TLS または SSL バージョンのクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv2_CLIENT (int)
SSL 2 のクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv3_CLIENT (int)
SSL 3 のクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv23_CLIENT (int)
TLS 1.0, 1.1 or 1.2 のクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLS_CLIENT (int)
あらゆる TLS バージョンのクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_0_CLIENT (int)
TLS 1.0 のクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_1_CLIENT (int)
TLS 1.1 のクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_2_CLIENT (int)
TLS 1.2 のクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_3_CLIENT (int)
TLS 1.3 のクライアントストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_ANY_SERVER (int)
あらゆる TLS または SSL バージョンのサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv2_SERVER (int)
SSL 2 のサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv3_SERVER (int)
SSL 3 のサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv23_SERVER (int)
TLS 1.0, 1.1, 1.2 のサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLS_SERVER (int)
あらゆる TLS バージョンのサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_0_SERVER (int)
TLS 1.0 のサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_1_SERVER (int)
TLS 1.1 のサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_2_SERVER (int)
TLS 1.2 のサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_3_SERVER (int)
TLS 1.3 のサーバストリーム
STREAM_CRYPTO_PROTO_SSLv3 (int)
のエイリアス STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv3_SERVER.
STREAM_CRYPTO_PROTO_TLSv1_0 (int)
のエイリアス STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_0_SERVER.
STREAM_CRYPTO_PROTO_TLSv1_1 (int)
のエイリアス STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_1_SERVER.
STREAM_CRYPTO_PROTO_TLSv1_2 (int)
のエイリアス STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_2_SERVER.
STREAM_CRYPTO_PROTO_TLSv1_3 (int)
のエイリアス STREAM_CRYPTO_METHOD_TLSv1_3_SERVER.
未使用の内部定数
STREAM_MUST_SEEK (int)
ストリームがシークできることを示します。 これは、ストリームのコピーが生成されている可能性があります。
STREAM_IGNORE_URL (int)
プラグインラッパーを使わない

stream_socket_pair() で使われる定数

注意: 全ての定数が、システムで利用できるとは限りません。

domain で指定する定数
STREAM_PF_INET (int)
Internet Protocol Version 4 (IPv4).
STREAM_PF_INET6 (int)
Internet Protocol Version 6 (IPv6).
STREAM_PF_UNIX (int)
Unix system の内部プロトコル
type で指定する定数
STREAM_SOCK_DGRAM (int)
データグラムを提供します。これはコネクションレスのメッセージ (例: UDP)です。
STREAM_SOCK_RAW (int)
raw ソケットを提供します。これは内部のネットワークプロトコルや インターフェイスへのアクセス機能を提供します。通常、この形式の ソケットは root ユーザーが使用します。
STREAM_SOCK_RDM (int)
RDM(Reliably-delivered messages)ソケットを提供します。
STREAM_SOCK_SEQPACKET (int)
シーケンシャルパケットストリームソケットを提供します。
STREAM_SOCK_STREAM (int)
帯域外データを転送するための、シーケンシャルで双方向の バイトストリーム(例: TCP)を提供します。
protocol に指定できる定数
STREAM_IPPROTO_ICMP (int)
ICMP ソケットを提供します。
STREAM_IPPROTO_IP (int)
IP ソケットを提供します。
STREAM_IPPROTO_RAW (int)
RAW ソケットを提供します。
STREAM_IPPROTO_TCP (int)
TCP ソケットを提供します。
STREAM_IPPROTO_UDP (int)
UDP ソケットを提供します。

stream_notification_callback() で使われる定数

notification_code に指定する値
STREAM_NOTIFY_RESOLVE (int)
該当するストリームにおいて、リクエストされたリモートのドメイン名の 解決に成功したか、失敗したことを示します。 このとき、何が起こっているかについては、 severity を参照ください。
警告

この通知コードは、まだ実装されていません

STREAM_NOTIFY_CONNECT (int)
外部のリソースへの接続が確立されたことを示します。
STREAM_NOTIFY_AUTH_REQUIRED (int)
指定されたリソースにアクセスするためには、さらに認証情報が必要です。 通常、STREAM_NOTIFY_SEVERITY_ERRseverity (深刻度) と共に通知されます。
STREAM_NOTIFY_MIME_TYPE_IS (int)
リソースの mime-type が確認されました。 どのタイプと判定されたかについては、message を見てください。
STREAM_NOTIFY_FILE_SIZE_IS (int)
確認されたリソースのsize を表します。
STREAM_NOTIFY_REDIRECTED (int)
外部リソースへのアクセスは、別の場所にリダイレクトされました。 詳細を知るには、message を調べてみてください。
STREAM_NOTIFY_PROGRESS (int)
ストリームにおける転送の進捗が、 bytes_transferred または、場合によっては bytes_max に現れていることを示します。
STREAM_NOTIFY_COMPLETED (int)
これ以上ストリームにデータがないことを示します。 (PHP 8.3.0 で初めて実装されました)
STREAM_NOTIFY_FAILURE (int)
ストリームにおいて一般的なエラーが発生したことを示します。 エラーの詳細については、 messagemessage_code を調べてみてください。
STREAM_NOTIFY_AUTH_RESULT (int)
認証が完了した(成功または失敗した)ことを示します。
severity の値
STREAM_NOTIFY_SEVERITY_INFO (int)
正常な状態における、エラーでない通知があることを示します。
STREAM_NOTIFY_SEVERITY_WARN (int)
致命的でないエラーが発生したことを示します。処理は継続されます。
STREAM_NOTIFY_SEVERITY_ERR (int)
致命的なエラーが発生したことを示します。処理は中断されます。

streamWrapper 関連の定数

stream_wrapper_register() で有効なフラグ
STREAM_IS_URL (int)
このストリームのプロトコルが URL であることを示します
streamWrapper::stream_cast() cast_as に指定できる値
STREAM_CAST_FOR_SELECT (int)
streamWrapper::stream_select()streamWrapper::stream_cast() をコールしたことを示します
STREAM_CAST_AS_STREAM (int)
streamWrapper::stream_cast()streamWrapper::stream_select() 以外からコールされたことを示します
streamWrapper::stream_metadata()option に指定する定数
STREAM_META_TOUCH (int)
touch() のコールを指定します。
STREAM_META_OWNER (int)
chown() のコールを指定します。
STREAM_META_OWNER_NAME (int)
chown() のコールを指定します。
STREAM_META_GROUP (int)
chgrp() のコールを指定します。
STREAM_META_GROUP_NAME (int)
chgrp() のコールを指定します。
STREAM_META_ACCESS (int)
chmod() のコールを指定します。
streamWrapper::mkdir()streamWrapper::rmdir() で有効なフラグ
STREAM_MKDIR_RECURSIVE (int)
mkdir()rmdir() のオプションパラメータの再帰フラグ
streamWrapper::stream_open()options に指定する値
STREAM_USE_PATH (int)
リソースの位置を指定する include path に相対パスを指定すべきことを示します
STREAM_REPORT_ERRORS (int)
ストリームラッパーがエラーを報告すべきことを示します。 もし、このフラグがセットされていない場合は、 エラーを報告してはいけません。 エラーは通常 trigger_error() 関数を使って報告します
streamWrapper::stream_set_option()option に指定する値
STREAM_OPTION_BLOCKING (int)
ストリーム上のブロッキング/ノンブロッキングモードを設定します
STREAM_OPTION_READ_BUFFER (int)
ストリーム上の読み取りファイルバッファリングを設定します
有効なオプションの値
STREAM_BUFFER_NONE (int)
バッファリングを行いません。
STREAM_BUFFER_LINE (int)
行単位のバッファリングを行います
STREAM_BUFFER_FULL (int)
全てをバッファリングします
STREAM_OPTION_READ_TIMEOUT (int)
ストリーム上の読み取りファイルバッファリングを設定します
STREAM_OPTION_WRITE_BUFFER (int)
ストリーム上の書き込みバッファリングを設定します 有効なバッファリングオプションについては STREAM_OPTION_READ_BUFFER を参照ください
streamWrapper::url_stat()flags に指定する定数
リンクそのものに関する情報のみを返し、 リンクが指すリソースに関する情報は返しません。
STREAM_URL_STAT_QUIET (int)
ラッパーはエラーを発生させるべきではありません

php_user_filter 関連の定数

php_user_filter::filter() の有効な返り値
PSFS_PASS_ON (int)
ユーザー空間のフィルタが バケットを $out に返したことを 示します。
PSFS_FEED_ME (int)
ユーザー空間のフィルタが $out にバケットを返さなかったことを 示します。(つまり、変換されたデータを返す用意ができていないという ことです。)
PSFS_ERR_FATAL (int)
ユーザー空間のフィルタにおいて、 復旧不可能なエラーが発生したことを示します。 (つまり、不正なデータを受け取ったということです。)
未使用の内部定数
PSFS_FLAG_NORMAL (int)
通常の読み書き
PSFS_FLAG_FLUSH_INC (int)
インクリメンタルなフラッシュ
PSFS_FLAG_FLUSH_CLOSE (int)
最後に閉じる前にフラッシュする
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